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ご存知ですか?紫外線の恐怖を。
紫外線は肌の老化を進行させ、しみやシワの原因となります。
紫外線が原因による皮膚がんは年々急増しています。
太陽から放射される太陽光は可視光線、赤外線、紫外線から
なり、太陽光の7%が紫外線です。
最も危険なUVCはオゾン層によって完全に吸収されます。
またUVBの大半もオゾン層、雲、大気によって吸収され
地表面には殆ど到達しませんが、UVAはオゾン層では吸収
されず、雲や大気にも減弱することなく地表に降りそそぎ、
全紫外線の90~95%を占めます。
したがってUVAと5%とほどのUVBふたつの紫外線が問題に
なります。
UVBは日焼け反応と発ガンに、UVAは皮膚の老化と弱いな
がら発ガンに関与しています。
UVAで日焼けをつくる「日焼けサロン」について
世界保健機構(WHO)は禁止を勧告しています。


紫外線のもたらすさまざまな影響
紫外線は細胞のDNAに”傷”を残し皮膚ガンを発生させます。
肌の色を構成するメラニン色素は、皮膚の表皮細胞全体に
行きわたり、細胞の核の上に帽子状に分布して、核のDNAを
紫外線から守ります。このメラニン色素の少ない白人に皮膚
ガンは多く発生します。1960年代にメラニン色素が多い日本
人は皮膚ガンはできないと信じられてきましたが、現在は毎年
人口10万人あたり3~5人が皮膚ガンになり、年々増える傾向
にあります。
最近の疫学的調査では皮膚ガンにならないためには10歳
までに紫外線の曝露を予防することが重要だとわかって
きました。ちなみに人は18歳までに一生に浴びる紫外線の
50%を浴びるそうです。
長年にわたり乳児の健康増進のために推奨されていた
日光浴の項目が母子健康手帳から削除されました。
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